写真同じです
倉俣史朗 フラワーベース
2024年9月以降の出荷予定となっておりますが、具体的な納期は未定です。ご注文受付順にメーカーで製作後、順次出荷いたします。
「重力」「光」「空気」
「夢」「記憶」「時間」
そんなキーワードで語られる詩的な作品を数多く残した伝説的デザイナー 倉俣史朗氏。
20世紀を支配したモダニズム思想が変容し始め、ポストモダンの時代を迎える1960~1980年代を駆け抜けるように創作を行いました。
ガラスやアクリル、エキスパンドメタルなど透過性のある素材使いや、ヘアライン加工したアルミ材にアルマイト処理を施した「霧のような表情」。
それらを通じて表現された浮遊感あふれる「夢を見ているような」デザインは、世界的に高い評価を得ています。
アルマイトの淡い色彩が美しい、アルミパイプを用いた一輪挿しも倉俣氏らしいひとしな。
アクリル製のベースとアルミパイプとがレイヤーをなし、時間の流れの中で積み重なる光や空気、記憶を表現しているかのよう。
淡い色彩が空間にぽっかりと浮いているようにも映ります。
ガルシア・マルケスやホルヘ・ルイス・ボルヘスなど、南米文学を愛読した倉俣氏。
倉俣作品はこれらの文学作品と同様に、現実と虚構とが入り混じった白昼夢を思わせます。
単純な機能主義に依らず「空間をいかに意味づけるか」、そして「モノと使用者の間に生まれるコミュニケ―ション」に価値を見出し、
生涯をかけて表現を続けた倉俣氏。
その作品はいずれもアートピースと呼ぶにふさわしいお品です。
倉俣史朗 FLOWER VASE アルミ花器ピンク 倉俣史朗 FLOWER VASE アルミ花器バイオレット 倉俣史朗 FLOWER VASE アルミ花器ブルー